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退屈から抜け出すための日記。

自由気ままに書いてます。

自称名探偵が集合するとこうなる『名探偵登場』

映画

新作ではないけど、面白い映画を観たので紹介します。 

1976年のアメリカ映画『名探偵誕生』。(原題『Murder by Death』)

オープニングが洒落ててかっこいい。


Murder by Death Opening Titles

 

謎の大富豪トウェイン(トルーマン・カポーティ!)が世界屈指の名探偵5人とそれぞれのパートナーを自邸に招待する。

このトウェイン邸に仕掛けられた奇怪な現象がいちいちおかしい。

玄関の前で必ず上から石像が落ちてくる、チャイムの音が女性の悲鳴(これは1933年の「キング・コング」でヒロインを演じたフェイ・レイの悲鳴らしい)、出てきた執事は盲目で、窓はいつでも雷雨仕様、絵画の目や口が動くなどなど。

こうやって文字にすると「え?ホラー?なんか怖そう・・・」と思われてしまうかもしれないけど、全てギャグです。

他にも挙げたらきりがないくらいの突っ込みどころが満載。

この日のためにコックとしてある女性がやってきますが、なんとそのコックは耳と口がきけないときた。

当然、目の見えない執事とコミュニケーションが取れるわけがない。

そんな夜、晩餐の席(もちろん料理は出ない)に集まる探偵とパートナーたち。

まるで手品のように突然現れるトウェイン。

自らが仕掛けた殺人を予告し、探偵たちに推理を競わせる。

そしてその晩トウェイン自身が何者かにナイフで刺され殺されたのだった。

 

盲目の執事を演じているアレック・ギネスがとにかく最高。

アレック・ギネスといえば「スター・ウォーズ」のユアン・マクレガーじゃない方のオビワンといえばわかる方が多いのではないでしょうか。

今まで目が見えない人の演技って目は普通に開けてても視線が合っていなかったり、目を閉じたままだったりしたけど、この人の場合は白目をむくという(笑)

黒目が上の方でちょっと見えてるくらいの状態で、やってみたらわかると思うんですけどこれ物凄く辛い。難しい。

そんな状態で演技していたというのもすごいけど、最後みるみる表情や仕草を変えていくシーンもすごいんです。笑っちゃう。

 

探偵5人もそのパートナーも個性が強いけど、

それぞれ映画の探偵キャラクターのパロディとなっている。

詳しくはwikiを見てください(笑)まだパロディ元の作品を見れていないのですみません。

探偵が揃うと推理合戦が起こるっていうのが、なんだかばかばかしくてとにかくおかしかった。

 

日本人の男性が探偵のパートナーとして出ていますが、その人が石像が落ちてきた時に「Holy上海!(holy sit!のニュアンスで)」と言うのが超謎。

アメリカから見たらきっと日本も中国も同じなんでしょうね・・・。

結局どういうことなんだ?あの人は死んだのか?とよく分からないのですが、

最後の笑い声がトラウマになりそうなくらい恐怖です。